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住宅防火対策について

[2018年3月15日]

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○住宅用火災警報器

住宅用火災警報器を設置されていますか?

住宅用火災警報器を設置することで火災にいち早く気付くことができ初期消火や避難ができます。

なぜ、住宅用火災警報器が必要なの?

住宅火災による死者は、逃げ遅れによる死亡が多いからです

 平成28年の消防白書によると、平成27年中の住宅火災による死者数(放火自殺者等を除く。)は914人と、前年(1,006人)と比較して92人(9.1%)減少し、1,220人を記録した平成17年と比較すると306人(25.1%)の減少となっています。

 また、65歳以上の高齢者は611人で、前年と比較し88人(12.6%)減少したものの、住宅火災による死者数(放火自殺者等を除く。)の66.8%を占めております。

 平成27年中の住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)を死に至った経過の発生状況別にみると、逃げ遅れが477人(52.2%)と最も多くなっています。


出典:平成28年版消防白書

住宅火災は、思った以上に速く拡大します。

火災発生から、数分で炎が天井まで達し初期消火が困難な状況になります。

その為、いち早く火災に気付けば初期消火や避難ができます。

住宅用火災警報器は次のような場所に設置してください。(詳しくは、最寄の消防署にお尋ねください。)

平屋建ての場合の設置例

2階建ての場合の設置例
台所への設置は、現在奈良県広域消防組合管内の一般住宅では努力義務となっていますが、煙式警報器または熱式警報器の設置を推奨します。

3階建ての場合の設置例
台所への設置は、現在奈良県広域消防組合管内の一般住宅では努力義務となっていますが、煙式警報器または熱式警報器の設置を推奨します。

住宅用火災警報器を設置する場合は次のマークが付いているものにしましょう

住宅用火災警報器には次の煙式と熱式の2種類があります

左が煙式警報器 右が熱式警報器(一例です。)

煙式警報器は、寝室や階段に設置し、熱式警報器は台所のように煙や湯気が発生する場所に適しています。

住宅用火災警報器には、鳴動の仕方で単独型と連動型があります。

単独型の警報器が感知した場合の例
感知した警報器のみが鳴動します。

連動型の警報器が感知した場合の例
全ての警報器が鳴動します。
より早く気付けるように、連動型の設置をお勧めします。

今すぐ住宅用火災警報器を!(映像の出典元:消防庁消防大学校消防研究センター)

 まずは上の火災の実験映像をご覧ください。

 見ていただいてお分かりのとおり、思った以上に火災が速く大きくなっていませんか?

 5分もたたないうちに火は天井近くまで達してしまうのです。もうこうなると消火器でも消すことはできません。逃げるしかないのです。

 皆さんは寝ているときに火災が発生してから5分以内に目覚める自信がありますか? おそらくほとんど無理ではないでしょうか。

 もし住宅用火災警報器をつけていれば、間違いなく火災発生からすぐに気づくことができ逃げることも、時には消火することもできるでしょう。

 火災はめったに起こりませんが、一旦起こると死に直結する恐ろしい現象です。大切な自分の命、家族の命を火災で失わないためにも、今すぐに住宅用火災警報器をつけてください。

管内の住宅用火災警報器奏功事例について

平成29年中の住宅用火災警報器奏功事例

奏功事例1

 家人が就寝中、寝室に設置の住宅用火災警報器が鳴動し部屋中が煙で充満していたため、近隣住民に相談し燃えた布団を屋外に持ち出し、その後通報を行ったもの。

 電気ストーブに一部布団が接触した火災と考えられるが、詳細については現在調査中。

 住宅用火災警報器が鳴動し早期に気付き対応したことで被害が大きくならなかった奏功事例でした。

奏功事例2

 通報者(隣人)が焦げた臭いに気付き、外に出たところ隣家から警報音が鳴っていたため、119番通報する。

 家人が豆を炊くためガスコンロに鍋をかけ火をつけたまま外出し、鍋内部が焦げ付き、発煙により住宅用火災警報器が作動しており、帰宅してきた家人が隣人からの知らせによりコンロの火を消したもの。

 住宅用火災警報器の警報音に気付いた隣人の対応により火災に至らなかった奏功事例でした。

奏功事例3

 家人が食品(ハンバーグ)を電子レンジで温めていたところ、庫内より噴出した煙により住宅用火災警報器が発報し、隣部屋に居た家人(高齢女性)が早期に気付き通報を行ったもので、消防隊到着時、台所および居間等に煙が滞留しており、家人により既に電子レンジ内の食品は取り出され、コンセントからプラグが抜かれていました。

 住宅用火災警報器を設置していたことから、早期に気付き対応できたことによる奏功事例でした。

奏功事例4

 仏壇の火立てにロウソクを立て、火をつけたまま隣室で朝食を食べていたところ住宅用火災警報器が鳴動し、火災に気がついたもので、自身により消火し仏壇のみ焼損したもの。

 通報は、同じ長屋に住む隣人が行ったもので、住宅用火災警報器が設置されていたことにより早期に気付き消火したことで大事に至らなかった奏功事例でした。

奏功事例5

 住人(行為者)が自宅にて鍋を火にかけたまま外出したところ、鍋が空焚き状態になり煙が発生し住宅用火災警報器が発報したもので、近隣住民が警報音に気付き建物内を覗くと、煙が出ているのが見えたため当該住民へ家に戻ってくるよう連絡すると共に119番通報を行ったもの。

 なお、当該住民が家に戻り確認したところ、ガステーブルコンロの自動消火機能装置が作動しており、火災には至らなかった。

 住宅用火災警報器が設置されてたことにより、近隣住民が早期に気付き対応したことによる奏功事例でした。

奏功事例6

 住人(行為者)が自宅台所にて鍋を火にかけたままその場を離れ、居間でテレビを観ていたところ、「火事です。火事です。」と言う音声が聞こえたため、台所へ行くと天井に設置の住宅用火災警報器(煙式)が鳴動し、コンロ上の鍋から煙があがっていたことから、すぐにガスコンロの火を消し、火災に至らなかった奏功事例でした。

 なお、住人(行為者)が住宅用火災警報器の鳴動停止操作が解らなかったため、119番通報を行ったもの。

奏功事例7

 住民(行為者)が自宅で飲酒しながら鍋を火にかけたところ寝てしまい、鍋が空焚き状態になり煙が発生し住宅用火災警報器が発報したもので、隣人が警報音に気付き119番通報を行ったもの。

 なお、通報により先着した警察官が玄関ドアをノックした音で目が覚め、コンロの火を消し火災には至らなかった奏功事例でした。

過去の奏功事例

  • 住人が1階に居たときに、2階の住宅用火災警報器が鳴動。2階へ確認に向かおうとするが階段中段まで煙が充満し断念。早期発見により無事に避難ができた。
  • 廊下を挟んで向かいの部屋の住宅用火災警報器が鳴動。確認すると部屋の中央あたりが燃えていたので、風呂の水をバケツで汲み上げ消火。早期発見により初期消火ができた。
  • 就寝中に住宅用火災警報器が鳴動し、目を覚ますと室内にあった棚付近が燃えていたので消火器で消火する。早期発見により初期消火ができた。
  • 調理中にその場を離れ眠り込んでいたところ、住宅用火災警報器が鳴動。警報音に気付いた近隣住民からの連絡で目覚め、コンロの火を止めた為、火災に至らなかった。
  • 階段に設置した住宅用火災警報器が鳴動。確認すると1階の子供部屋が煙で充満し、炎のようなものが見え、消火を試みたが消火できず避難した。早期発見により無事避難ができた。
  • 共同住宅に住む住人が、住宅用火災警報器の警報音に気付き確認に向かったところ、1階の住人が玄関から避難してきた。部屋の奥が明るくなっていたので火災と認識し、通報するとともに各室の住人に避難を呼びかけた。
  • 家人が電気トースターで魚を調理中に目を離した隙に出火したため、電気トースターを外に運び出したところ、火傷を負い服の裾に着火し、居間の床などにも着火。別室に居た家族が住宅用火災警報器の警報音に気付き、水道水などで消火。早期発見により消火することができた。
  • 2階に設置した住宅用火災警報器が鳴動。確認に向かうとソファから火が上がっていたので、風呂の水で消火した。早期発見により消火できた。
  • 調理中にその場を離れていたところ、過熱したてんぷら油から出火。住宅用火災警報器が鳴動し気付いた家人が濡らしたバスタオルで消火。早期発見により消火できた。
  • 理中にその場を離れ眠り込んでいたところ、住宅用火災警報器が鳴動。警報音に気付いた隣人がインターホンで知らせたことで目覚め、コンロの火を止め火災に至らなかった。
  • 就寝中に住宅用火災警報器が鳴動。目を覚ますと布団と置いていた服が燃えていたので、洗面器で水を汲み消火。早期発見により消火できた。
  • 部屋にいたところ住宅用火災警報器が鳴動。廊下に出ると廊下にあった衣類から出火していたので、濡れ雑巾などで消火。早期発見により消火できた。
  • 食事中、住宅用火災警報器が鳴動。確認すると居間のエアコンのコンセントから炎が上がっており、消火器で消火。早期発見により消火できた。
  • 聴覚と視覚に障害のある家人が、調理中であることを忘れその場を離れていたところ、住宅用火災警報器が鳴動。警報音に気付いた隣人が駆けつけコンロの火を止め火災に至らなかった。
  • 住宅用火災警報器の警報音に気付いた近隣住民が、警報音のする建物を確認したところ2階の通気口から煙が出ているのを発見し、建物内に呼びかけたが応答がなく、施錠されていたため通報。早期発見により部分焼でおさまった。
  • 住宅用火災警報器の警報音に気付いた近隣住民が、警報音のする建物を確認したところ煙が出ているのを発見し通報。早期発見により住民が救助され、ぼやでおさまった。
  • 留守中の住宅からの住宅用火災警報器の警報音に気付いた近隣住民が家人の親族に連絡。連絡を受けた親族が屋内に入ったところ煙が充満していたため通報。早期発見によりぼやでおさまった。
  • 路上で遊んでいた子供が住宅用火災警報器の警報音に気付き、警報音のする建物を確認したところ屋内が赤くなっているのを発見し、父親を通じて通報。建物の家人は不在だったが早期発見により火災の拡大に至らなかった。

○感震ブレーカー

地震の際には、使用中の電気器具のスイッチを切ることが大切ですが、スイッチを切り忘れて避難した場合に役立つ器具があります。

それが感震ブレーカーです。

感震ブレーカーとは、地震が発生した際に自動的にブレーカーを遮断し、器具の破損等による火災を防ぐことができます。

東日本大震災の際に、本震による火災111件のうち原因が特定されたものが108件ありました。

そのうち過半数が電気による火災が原因でした。

アイロン等の電化製品を使用している際に、地震が発生し停電。避難し復旧により避難所より帰宅すると復電による火災が発生するケースが多くありました。

地震の際に、ブレーカーまで遮断する余裕もなく、コンセントに挿したまま避難してしまった為に復電により電気が通電し火災が発生するという事案が多かったことから感震ブレーカーを設置することでこのような火災を防ぐ事ができます。

感震ブレーカーを設置していても、地震により屋内の電気配線等が破損している場合がありますので、ブレーカーを復旧する前に、破損がないかまたは電気工事士の資格を持った方に点検してもらいましょう。

感震ブレーカーの種類はどのようなものがあるのか?

感震ブレーカーには、電気工事が必要な本格的な物から電気工事が不要で安価で設置できる簡易的なものまで販売されています。



推奨マークについて

消防防災製品等の推奨の対象となるのは、消防防災分野において有効に活用できることが見込まれるもので、新たに考案され、若しくは改良開発されたもので、当該分野においての利便性、効率性または安全性の向上に寄与するものであること等の一定の要件が満たされている製品です。

コンセントタイプや簡易タイプの感震ブレーカーには、推奨マークのシールが本体または箱に貼り付けられていますので確認しましょう。

○防炎製品

防炎製品は、名前のとおり炎を出さない製品になります。

エプロンやじゅうたん、カーテンなど家庭で使用する物に防炎製品を使用しましょう。

防炎製品を使用することで、着衣着火なども防ぐ事ができます。

お問い合わせ

奈良県広域消防組合予防部[3階]予防課

住所: 634-0816
橿原市慈明寺町149-3

電話: 0744-26-0117

ファックス: 0744-46-9114

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