救急車の適正利用にご協力をお願いします
- [公開日:2022年9月15日]
- [更新日:2022年10月20日]
- ページ番号:2216

救急車の出場件数が急増しています!
今年の夏は猛暑に加え、新型コロナウイルス感染症第7波の影響もあり、救急車の出場件数が急増しています。桜井市内には3台の救急車がありますが、新型コロナウイルス感染者の搬送先を探すことや帰署後の消毒などにより、1件あたりの出場時間が長くなり、3台だけでは対応できない場合もあります。近隣の消防署から桜井市内へ出場し、対応していますが現場到着までに時間を要する場合があります。また、入電から病院搬送までの時間は昨年に比べて延長しています。

桜井市内における救急出場件数(1月から8月)

通報から病院に到着するまでの時間(1月から8月)

救急車を適正に利用しましょう
桜井市内で発生した救急事案において、搬送された傷病者のうち約52%が搬送先の病院で入院を必要としない軽症と診断されています。最近では軽い症状で119番通報して救急車を利用することが社会問題となっており、救急車が軽症の傷病者のもとに出場したことにより、心筋梗塞や脳卒中、交通事故などの重症患者のもとへ救急車が到着するまでに時間を要するといったことが起こっています。限られた台数の救急車でより多くの人の命を救うために、救急車を適正に利用しましょう。

桜井市内における傷病程度別搬送人員

救急車を呼ぶか迷ったときは

救急車を呼ぶべきか、医療機関を受診したほうがいいのか相談できる窓口があります
救急安心センター ♯7119(携帯電話、プッシュ回線) 0744-20-0119(IP電話、ダイヤル回線)

子どものけがや病気で病院に行くべきか判断に迷ったときに相談できる窓口があります
こども救急電話相談 ♯8000 または 0742-20-8119

こんな時はためらわず救急車を呼んでください!
- 意識がない、意識がもうろうとしている、返事がない
- 突然の激しい頭痛、突然片方の腕や足に力が入らなくなる、顔半分が動かしにくいまたはしびれる、呂律が回っていない
- 突然の胸痛や背中の痛み、胸の中央が締め付けられるような症状が続く、呼吸困難、冷や汗をかいている
- 突然の激しい腹痛、激しい腹痛が持続する、血を吐く、真っ黒い便が出る
- けいれんが止まらない、けいれんが止まっても意識が戻らない
- のどに物を詰めて呼吸が苦しい、意識がない
- 交通事故で強い衝撃を受けた、水に溺れている、高いところから落ちた
お問い合わせ
奈良県広域消防組合 桜井消防署
電話: 0744-42-4119
ファックス: 0744-43-9119
電話番号のかけ間違いにご注意ください!