マイナ救急実証事業を実施中
- [公開日:2024年5月8日]
- [更新日:2024年10月31日]
- ページ番号:3114
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マイナ救急実証事業とは・・・
従来救急現場で救急隊が傷病者から口頭で聴取していた、「傷病者の病歴、受診歴、服薬している薬」等の情報を、救急隊がマイナンバーカードから取得し正確な傷病者情報を早期に把握することで、傷病者や家族の負担が軽減や、情報の聴取時間が短縮、傷病者に適応する搬送先医療機関の選定が可能となり、より迅速・円滑な救急活動が実施できるかを検証するものです。(「マイナンバーカードを活用した救急業務の迅速化・円滑化に向けた実証事業」総務省消防庁)
実証事業の実施期間は、令和6年7月2日から2か月間でしたが、救急現場で有効性が認められたことから実証事業を継続しています。
実証事業ができる条件(救急隊が必要と判断し、以下の条件を満たした場合のみ実施対象となります)
◇傷病者がマイナンバーカードを所持していること。
◇健康保険証の利用登録をしていること。
◇傷病者等の同意が得られていること。
◇傷病者の生命・身体の保護のため医療情報等を閲覧する必要がある場合であって、かつ傷病者本人から同意を得ることが困難である場合。
マイナ救急の有効性と課題
救急隊が実際に現場で感じた有効性の一部を掲載します。
マイナ救急実証事業の課題としては、
◇外出先での救急要請時、マイナンバーカードを携帯している人が少ない。
◇「マイナンバーカードを他人に見せてはダメ」というイメージを持っていた。
◇保険証連携が済んでいなかった。
◇有効期限が過ぎていたので読み取れなかった。
◇そもそもマイナンバーカードを作っていない。
などが挙げられました。
もしもの時に備えて、以下のご協力をお願いします。
◇マイナンバーカードを取得する。
◇健康保険証の利用登録をする。
◇普段から持ち歩くようにする。
ご協力をお願いします。
※当該実証事業については、奈良県立医科大学附属病院(協力医療機関)、奈良県病院協会および奈良県医師会の協力のもと実施しております。
お問い合わせ
奈良県広域消防組合 警防部 救急課
電話: 0744-26-0116
ファックス: 0744-25-7119
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