消防職員意見発表会が開催されました！

　令和6年4月26日（金）、京都府京都市ホテルオークラ京都にて令和6年度全国消防長会東近畿支部消防職員意見発表会が開催され、当組合からは奈良県大会で最優秀賞を受賞し、奈良県代表となった西和消防署の清水武消防士が出場しました。

　同発表会は、職務を通じての体験、業務に対する提言や取り組むべき課題などについて自由に発表し、消防業務の諸問題に関する一層の知識の研さんや意識の高揚を図ることを目的として、毎年、開催されており、今回開催されたのは、東近畿支部の各府県代表者による、同支部からの全国大会出場者を決定する大会となります。

　清水消防士は、「災害弱者～伝統で命の道しるべを～」と題して、災害弱者とされる周辺の地理に不案内な旅行者や災害知識の乏しい子供たちに対して、避難所の場所を周知させる方法として、昼間は色のついた「のろし」、夜間は「花火」を上げることにより、暗闇でも遠く離れた場所の避難所を確認でき、なおかつ、花火の音により視覚障害者の方が自分のいる場所は安全か危険かを認識してもらえるのではと、古来から伝わる技術を用い、災害弱者へ避難所を認識してもらう方法について発表し、結果は「入賞」となりました。