まほろ隊長とは

　「大和は国のまほろば」と古事記にあるように、古代の人々は大和の地を「素晴らしいところだ」と、とても大切に思っていました。

　そして、大和がいつまでも『まほろば』であってほしいという古人（いにしえびと）の願いから「まほろ隊長」は誕生し、防災活動の重要性が増す中、再び現代に姿を現しました。

　現代の人々が過去から学び、未来に備える重要性を象徴し、地域の人々や多くの文化遺産を災害から守り後世に引き継いでいくために、奈良県広域消防組合の一員として活動しています。

　まほろ隊長の纏う活動服は、紫を基調とした古代風の衣装に消防活動の要素を取り入れてデザインされ、特に黄色いラインと「奈広」の文字が印象的です。

「凛々しい眉毛」と「可愛らしいまなこ」がチャームポイント

　見た目は20代前半で、身長はだいたい160cm

　〇勇敢で礼儀正しく、仲間や地域住民に深い敬意を払います。

　〇優しさと可愛さも兼ね備えていて、誰に対しても優しい心を持って接します。

　〇責任感が強く使命に対して誠実で、人々を守るため日夜尽力し、常に冷静に状況判断することに努めています。

　〇文化遺産に対して強い思い入れを持っています。

　まほろ隊長はジェンダーレスで、男女の区別なくリーダーシップを発揮できる現代的なキャラクターで、使命に燃える存在として仲間や地域の人々、子どもたちから信頼と愛情を集めています。

　そして、過去の出来事から学び、未来に備える重要性を象徴し、みんなの命や暮らし、古人の遺した数多くの文化遺産を災害から守るために活動しています。

　まほろ隊長が担う隊長職は、性別に関係なく経験や知識、実力により担うことができます。

　消防技術に精通し、消防活動全般において高い技術力を持ち、現場では迅速に対応します。

　まほろ隊長は、感情や気合いが高まると語尾に「ほろ」をつける癖があります。

　　「よし、了解ほろ！」

　　「みんな、一丸となって頑張るほろ！」などなど

　　決め台詞は、「この大和の土地を守る、それが使命ほろ！」です。

　書道をたしなみ、たまに写経することで心を整えます。

　その他、寺社仏閣巡りや御朱印集め、山歩き、サイクリングなどを楽しみます。

　管轄内にはない「海」を見たいと思っています。

　柿の葉寿司と三輪そうめんが、お気に入り。

　製作者は、広大な管轄内に点在する古墳や遺跡、寺社仏閣など、誰もが教科書で習ったことのある飛鳥～奈良時代に思いを馳せ、この時代の古人（いにしえびと）が纏っていた装束をイメージして「まほろ隊長」をデザインされました。