夏本番を前に水難救助訓練を実施
- [公開日:2025年6月13日]
- [更新日:2025年6月13日]
- ページ番号:3707
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室生ダムにて安全対策を再確認
本格的な夏の到来を前に、水辺での事故防止を目的とした水難救助訓練を
令和7年6月9日、室生ダムにて実施しました。
例年、夏季には水のレジャーによる事故が多発しており
地域の安全意識向上と救助体制の強化を図るための取り組みです。

訓練の目的
今回の訓練は、以下の目的で実施されました。
・万が一の水難事故に迅速かつ的確に対応するための技術向上
・スローバックや救命ボートの取扱訓練を通じた実践力の強化
・救命胴衣の重要性を再認識し、地域全体の安全意識を高める


主な訓練内容
●スローバック(救助投てき袋)の使用訓練
水中の要救助者を想定し、ロープ付きの救助袋を正確に投げる訓練を実施しました。
限られた時間の中での判断と投てき技術が求められます。
●救助ボートの操船訓練
救助ボートを用いて、船外機を使用しての操船、オールを使用しての操船を実施。
水上でのスムーズな連携や安全確保が大きな鍵となります。
●救命胴衣の着用推進
訓練中であっても、水際5m以内は救命胴衣の着用を徹底。
また、救命胴衣の着用の必要性を改めて呼びかけました。
着用の有無が生死を分けるケースも多く、特にお子様や泳ぎが得意でない方には
必ずご着用いただくようお願いしています。






救助隊からのコメント
「水難事故は誰にでも起こり得ます。普段からの備えと
正しい知識・装備が命を守る鍵になります。」


最後に
水辺のレジャーが楽しい季節ですが
「安全第一」
今後も安全で安心な環境づくりに努めてまいります。

お問い合わせ
奈良県広域消防組合 宇陀消防署
電話: 0745-82-3199
ファックス: 0745-82-4984
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