応急手当を行ってくださった方へ
- [公開日:2026年8月17日]
- [更新日:2026年8月17日]
- ページ番号:4120
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救う人も、支えられる社会へ
バイスタンダーサポート事業
奈良県広域消防組合では、救急現場で応急手当や救急活動にご協力いただいた方に感謝をお伝えするとともに、
その後の不安やストレスを少しでも軽減するため、バイスタンダーサポート事業を実施しています。
救急隊や消防隊が、救命活動にご協力いただいた方へ「応急手当感謝カード」をお渡しし、
必要に応じて相談窓口や専門的な支援先をご案内します。
バイスタンダーとは
「バイスタンダー」とは、事故や急病などの救急現場に居合わせた方のことを言います。
心臓や呼吸が止まった方の命を救うためには、救急隊が到着するまでの間に行われる、
早期の119番通報、胸骨圧迫、AEDの指導などが非常に重要です。
その場に居合わせた方の勇気ある行動が、傷病者の命をつなぐ大きな力になります。
応急手当を行った後に、不安を感じることがあります
事故や急病の現場に居合わせ、応急手当を行うことは、多くの方にとって日常では経験しない出来事です。
応急手当を行った後に、
「本当にあの対応でよかったのだろうか」
「もっと何かできたのではないか」
「あの時の光景が頭から離れない」
「傷病者がどうなったのか気になる」
など、さまざまな気持ちを抱くことがあります。
こうした不安やストレスを感じることは、決して特別なことではなく、誰にでも起こり得る自然な反応です。
一人で抱え込まず、ご家族や身近な方に話したり、必要に応じて相談窓口をご利用ください。
バイスタンダーの皆さまにお伝えしたいこと
1 周囲の人と協力してください
救急現場では、一人ですべてを行おうとせず、大きな声で周囲に協力を求めてください。
119番通報をする人、AEDを取りに行く人、胸骨圧迫を行う人など、
役割を分担することで、より迅速な対応につながります。
周囲に協力者がいない場合も、119番通報をすれば、通信指令員が電話を通じて必要な応急手当を案内します。
分からないことがあっても、慌てずに通信指令員の指示を聞いてください。
2 皆さまの行動には大きな意味があります
事故や病気の状態によっては、懸命に応急手当を行っても、救命に至らないことがあります。
AEDについても、すべての心停止に電気ショックが必要となるわけではありません。
AEDが電気ショックを行わないと判断した場合でも、機器が正常に傷病者の状態を解析した結果です。
救命の結果にかかわらず、傷病者のために行動してくださったことには大きな意味があります。
勇気を持って応急手当を行ってくださったことに、心から感謝いたします。
3 不安やストレスを感じることは自然な反応です
応急手当を行った後に、不安、緊張、眠りにくさ、気持ちの落ち込みなどを感じることがあります。
多くの場合は、時間の経過とともに少しずつ和らいでいきますが、つらい状態が続く場合や、
誰かに話を聞いてほしいと感じた場合は、一人で抱え込まず、相談窓口をご利用ください。
4 完璧に行う必要はありません
突然の救急現場で、救命講習と全く同じように行動することは簡単ではありません。
応急手当が十分にできなかったと感じても、119番通報をしたこと、胸骨圧迫を始めたこと、AEDを準備したこと、
救急隊を誘導したことなど、その一つひとつが救命活動につながっています。
できる範囲で行動していただくことが大切です。
応急手当感謝カードについて
救急現場では、救急隊や消防隊が傷病者への処置や搬送を優先するため、応急手当にご協力いただいた方へ、
十分に感謝をお伝えできないことがあります。
奈良県広域消防組合では、救命活動にご協力いただいた方の優しさと勇気ある行動に感謝をお伝えするため、
「応急手当感謝カード」を配布します。
カードの裏面には、応急手当を行った後に不安や疑問を感じた場合の相談窓口を記載しています。
【配布対象】
次のいずれかに該当する方を対象とします。
- 心肺蘇生を実施した方
- AEDを使用した方
- 119番通報や救急隊の誘導など、救命活動に協力した方
- その他、救急隊長または消防隊長が配布を適当と認めた方
※救急現場の状況や傷病者への対応を優先するため、カードをお渡しできない場合があります。

このような状態が続いていませんか?
応急手当を行った後に、次のような状態が続くことがあります。
- 救急現場のことを何度も思い出す
- 突然、当時の光景が頭に浮かぶ
- 眠れない、または途中で目が覚める
- 動悸、吐き気、めまいなどを感じる
- 物事に集中しにくい
- 気持ちが落ち込む、またはイライラする
- 「もっと何かできたのではないか」と自分を責めてしまう
不安やつらさが続く場合は、一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
ご相談・お問い合わせ
奈良県広域消防組合
警防部救急課 救急指導係
電話番号:0744-26-0116
受付時間:平日9時から17時まで
メール: kyukyu@naraksk119.jp
ご相談内容に応じて、必要な支援機関やバイスタンダーサポートサイトをご案内します。
※傷病者の容態、搬送先その他の個人情報については、お答えできません。
バイスタンダーサポートサイト
電話でのご相談が難しい場合や、専門的な相談をご希望の場合は、奈良県広域消防組合が連携している
NPO法人AQUAkids safety project運営の「バイスタンダーサポートサイト」をご利用いただけます。
同サイトでは、救急現場に居合わせた方や応急手当を行った方が、体験に伴う不安や悩みについて、
バイスタンダー経験者やカウンセラー等へ相談することができます。
大切な命を守るために、応急手当を学びませんか?
突然の事故や急病は、家庭、職場、学校、地域など、いつ、どこで起こるか分かりません。
救急隊が到着するまでの間に、そばにいる方が行う応急手当が、大切な命を救う可能性を高めます。
奈良県広域消防組合では、胸骨圧迫やAEDの使用方法などを学ぶ救命講習を実施しています。
いざという時に行動できるよう、応急手当を学んでみませんか。
救う人も、支えられる社会へ。
奈良県広域消防組合は、救命のために行動してくださった皆さまに感謝するとともに、
応急手当を行った方が一人で不安を抱え込むことのないよう、バイスタンダーを支える取組を進めてまいります。
お問い合わせ
奈良県広域消防組合警防部救急課 救急指導係
TEL.0744-26-0116
Mail.kyukyu@naraksk119.jp


