住宅用火災警報器の奏功事例
- [公開日:2019年11月1日]
- [更新日:2023年12月20日]
- ページ番号:1170
住宅用火災警報器が活躍した事例
住宅用火災警報器は、火災による煙をいち早く感知し、火災の発生を警報音や音声で知らせてくれるものです。
住宅用火災警報器の設置により、万が一火災が発生した場合でも、素早く避難、通報ができるようになります。
以下の奏功事例は、実際に住宅用火災警報器が活躍した事例です。
皆さんの生命と財産を守るためにも、必ず設置しましょう。奏功事例1
家人が鍋をコンロにかけた事を忘れてその場を離れたので、鍋が空焚き状態となって煙が充満し、住宅用火災警報器が鳴動した。住宅用火災警報器の警報音で家人が気付きコンロの火を消して119番通報した。到着した消防隊が台所を確認すると、鍋の空焚きだけで大事に至らなかった事例です。
奏功事例2
火災のあった家の住人が紙コップでお香を焚いたまま外出し、近くのダンボールに燃え移り、住宅用火災警報器が鳴動した。隣人の男性が自宅で住宅用火災警報器の警報音を聞き、2階から見ると、西隣の家の窓から炎が出ているのを発見したので、自宅の消火器で初期消火をして、通りがかりの女性に119番通報を依頼した。初期消火および早期通報により被害が軽減された事例です。
奏功事例3
ガスコンロでてんぷら油を加熱中に電話が掛かってきたので、加熱中の油を放置したままその場を離れ、戻って来ると鍋から炎が上がっていた。
家人は高齢であったため、消火も通報もせず避難し、向かいの家に駆け込み119番への通報を依頼したが、それより先に、隣の家の庭で作業中の庭師が住宅用火災警報器の警報音に気付き119番へ通報するよう隣人に依頼していたため、早期通報により被害が軽減された事例です。
奏功事例4
居住者が寝たばこをしてしまい、ふとんから発煙、階段の住宅用火災警報器が鳴動。鳴動音に気づいた隣人が確認に行くと、煙が充満していたため、水バケツにより初期消火し、大事に至らなかった事例です。
奏功事例5
居住者が簡易型ガスコンロ(カセット型)を使用中に就寝してしまい、鍋から発煙、居室の住宅用火災警報器が鳴動。隣人が警報音を確認し、119番通報されたため大事に至らなかった事例です。
住宅用火災警報器は日頃の点検と10年目の機器本体の交換が大切です!
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奈良県広域消防組合 予防部 予防課
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ファックス: 0745-78-1195
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