水難救助隊基本潜水訓練の実施について

　奈良県広域消防組合では、令和5年2月7日・14日・21日の3日間、航空自衛隊幹部候補生学校の施設を借用し、水難救助隊基本潜水訓練を実施しました。

　この訓練では、水難救助活動に必要な泳力を養うとともに、危険回避要領や検索要領等の基本潜水技術の習熟を図りました。潜水活動は声でのコミュニケーションが取れず、わずかなミスでも大きな事故につながることから、不測の事態が発生した場合でも冷静沈着な対応が求められます。また、水中での活動は専門的な知識や技術が求められるとともに、体力の消耗が激しいことから、強靭な体力と精神力が求められます。

　水難救助隊では年間を通して訓練に取り組んでおり、活動における安全管理の徹底と水難事故発生時の対応力強化に取り組んでいます。