山岳救助隊によるビバーク訓練を実施しました
- [公開日:2023年11月9日]
- [更新日:2023年11月9日]
- ページ番号:2952
奈良県広域消防組合山岳救助隊は、令和5年9月5日から15日の間で6グループに分け、吉野大峯奥駆道(行者還トンネル西口登山口から七面山登山口)においてビバーク訓練を実施しました。
ビバークとは、急激な天候変化等の緊急時に、やむなく野営をすることです。
本訓練では、山岳救助隊が活動中に急激な天候不良等の環境変化によって継続した活動が困難な状況に陥った際の対処として山中でビバークし、日の出とともに活動を再開するという内容で訓練を実施しました。
長時間の歩行、真っ暗闇の山中でのビバークという厳しい環境下での訓練となりましたが、山岳救助隊員として必須の精神力が鍛えあげられ、いざ!という時には、山岳救助隊員の持てる能力を存分に発揮し、全力で山岳救助活動にあたります。
本訓練の入山地点(行者還トンネル西口登山口)
険しい登山道上にある梯子を上る
尾根上を縦走
日も暮れ、しだいに辺りは暗闇へと変化
簡易テントによるビバーク(野営)
夜明けとともに、活動を再開
一路、下山口を目指し、再び登山道を縦走
全ての行程を終え、無事に下山(訓練終了)
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奈良県広域消防組合 警防部 南部方面隊
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