火災予防のため、太陽光発電設備の維持管理の徹底をお願いします!
- [公開日:2024年5月31日]
- [更新日:2024年5月31日]
- ページ番号:3210
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近年、太陽光発電設備の火災が相次いでおり、令和6年3月27日鹿児島県伊佐市で発生した火災では消火活動中の消防隊員が負傷する事案が発生しました。
再生可能エネルギーが利用できることから、住宅用・事業用ともに普及が進んでいる太陽光発電設備ですが、火災を含む事故への対策が必要であり、当組合では注意を呼び掛けています。
太陽光発電設備の所有者の皆さまにつきましては、下記事項に留意の上、維持管理をよろしくお願いします。
太陽光発電設備の点検について
太陽光発電設備の火災原因はモジュール(太陽光パネル)やケーブルの損傷、余剰配線の不備や配線端部の雨水などがあり、これらは日々の自主点検により発見できる要因です。
早期に発見すれば火災を未然に防ぐことができますので、太陽光発電設備の所有者・事業者の皆さまは、日々の自主点検をお願いします。
なお、保守点検については下記リンクをご確認ください。
事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)/資源エネルギー庁(別ウインドウで開く)
■参照場所
第2章適切な事業実施のために必要な措置ー第3節運用・管理
災害時における太陽光発電設備の感電防止
過去に全国各地で台風や局地的な大雨による水害で、太陽光発電設備の浸水・破損被害が発生しています。
太陽光発電設備は、浸水・破損をした場合でも光が当たれば発電をすることがあり、浸水時に発電している設備に近づくと感電をするおそれがあります。
また、モジュール(太陽光パネル)の種類によっては、ヒ素、鉛、セレン、カドミウムなどの人体に有害物質が含まれているものもあり、浸水・破損により有害物質が流出する可能性があります。
このため、浸水・破損した太陽光発電設備(モジュール(太陽光パネル)、架台・支持物、集電箱、パワーコンディショナーおよび送電設備(キュービクル等))には、むやみに近づかないようにしてください。
詳しくは、以下ホームページをご参照ください。
住宅用太陽光発電設備の事故防止に関する注意喚起
消費者安全調査委員会が平成31年1月に、「住宅用太陽光発電システムから発生した火災事故等に係る事故等原因調査の報告書」を取りまとめており、住宅用太陽光発電設備の所有者の方に対し注意喚起が行われています。
上記に加え、住宅用太陽光発電設備に係る参考資料を下記に掲載いたしますので、住宅用太陽光発電設備の所有者の皆さまは、ご確認いただき火災の予防に努めるようお願いします。
お問い合わせ
奈良県広域消防組合 予防部 査察規制課
電話: 0745-78-1192
ファックス: 0745-78-1195
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