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奈良県広域消防組合

あしあと

    CROSS×TALK【隊員×消防長】Vol.1

    • [公開日:2026年7月1日]
    • [更新日:2026年7月1日]
    • ページ番号:4069

    高田消防署の3人が優良賞!「路面投影型赤色警光灯」で安全な出動へ

    令和8年5月28日(木)、名古屋市で開催された令和7年度「消防機器の改良および開発並びに消防に関する論文」表彰式において、高田消防署の猿田消防士長、藤江消防士、井村消防士の3名が【優良賞】を受賞しました。 受賞論文『路面投影型赤色警光灯の考案について』は、災害現場に安全かつ速やかに到着できることを追求した内容です。

    本記事では、受賞者3名にスポットライトを当てて、日頃の想いなどを語っていただきます。

    (左から)猿田消防士長、藤江消防士、井村消防士、德永消防長

    德永消防長:日頃はどのような業務を担当していますか?

    猿田消防士長:現場出動と併せて、総務課で救急車のオークション出品や庁舎の改修計画などを行っています。

    藤江消防士:火災や救急出動と事務は警防課で火災の原因や損害の調査などをしています。

    井村消防士:火災を予防するために、建物や消防用設備の検査などを担当しています。

    猿田消防士長

    德永消防長:そんな日常業務の中で、何か意識していることはありますか?

    猿田消防士長:現場活動には安全が重要だと考えていますので、安全管理に注意しています。

    藤江消防士:何事も素早く、かつ丁寧に行うことです。

    井村消防士:3年目で分からないことも多いので、一つ一つ丁寧にやることを心がけています。

    德永消防長:3人は救助大会にも出ていましたが、結果はどうでしたか?

    猿田消防士長:思い切ってやれたので、満足しています。

    藤江消防士:ミスがあってタイムをロスしました。来年こそは満足できる結果を出したいです。

    井村消防士:東近畿大会に出られることになりましたので、そこでも結果を出して全国大会に出場できるように頑張ります。

    藤江消防士

    德永消防長:現場出動も訓練も事務も忙しい日々において、今回表彰を受けた研究開発をしようと考えたきっかけはなんですか?

    全員:現場に向かうため緊急走行を行う際、緊急走行には大きな危険が伴うため、安全に現場へ到着するにはどうすべきかをいろいろと考えました。なかでも赤信号の交差点は特にリスクが高いので注意していますが、さらにリスクを下げるため、周囲の一般車両に緊急車両の接近を早く気付いてもらえる機器を考案しました。取り組みは大変でしたが、上司に声をかけてもらったり、先輩に支えてもらったりしながら進めることができ、結果としてとても良い経験になりました。

    德永消防長:全国の晴れ舞台で表彰されましたが、その時の気持ちはどうでしたか?

    猿田消防士長:まさか僕らが作った作品が選ばれるとは思ってなかったんですけど、いただいた盾は銅なんです。やっぱり銀と金の盾もあって「かっこいいな」自分ももっと上を目指したいなと思いました。

    藤江消防士:最後までやり遂げることができたら、やっぱり結果もついてくるのかと思いました。それに、金賞を取った人の発表も見させてもらったんですけど、レベルが全然違っていて。やっぱり何年も消防を続けていたら、もっとああいう発表ができるようになるんかなと思って、憧れというか、そういう気持ちが湧いてきました。

    井村消防士:ああいう大きな舞台で表彰されるなんて、僕も想像していませんでした。実際にそこで表彰していただいて、純粋に「嬉しいな」「いいな」と思いましたし、「またこんなところに出てきたいな」という気持ちが芽生えました。今後の消防人生でもああいう場に行けるように目指して頑張っていきたいと思っています。

    井村消防士

    德永消防長:最後に、消防士になって消防の道を選んで、今改めてどう思いますか?

    猿田消防士長:今、6年目ですが、消防に入ってめちゃめちゃ良かったです、天職だと思ってます。

    藤江消防士:入る時のイメージは、消火活動と訓練ばかりの体力勝負と思っていましたがかなり違いました。事務仕事も多いですがそれも含めてやりがいがあって、入って良かったと思います。家族にも喜ばれました。

    井村消防士:世間では3年で転職する人も多いようですが、辞めるつもりはさらさらないです。同じことがない仕事なので怖いところもありますが、楽しんでやらせてもらっています。

    德永消防長:頑張っている人が報われる組織にしていきますので、引き続き住民皆さんのために頑張ってください。そして、皆さん自身が後輩から慕われる、憧れられる存在になってくださいね。今回の受賞まことにおめでとうございました!