CROSS×TALK【隊員×消防長】Vol.2
- [公開日:2026年7月22日]
- [更新日:2026年7月22日]
- ページ番号:4097
救急戦隊タスケルンジャーが“救命の入口”になる理由
奈良県広域消防組合の看板キャラクター「救急戦隊タスケルンジャー」。子どもたちに親しまれるショーを通じて、応急手当や救命の大切さを“身近に感じてもらう入口”をつくる取組です。
今回のクロストークでは、德永消防長と救急戦隊タスケルンジャーに関わる職員が集い、活動の意義、日々の業務のやりがい、今後の展開について語り合いました。
德永消防長と救急戦隊タスケルンジャ―に関わる橿原消防署の職員7名
德永消防長「ショッカー2号。今回の企画で、ホームページやInstagramを通じて“ショッカー2号の素顔”が全世界にさらされることになるけども――いいですか?」
岩間消防士「はい」
德永消防長「アルファベットで A、 B、 C、 D の次は何ですか?」
岩間消防士「E(イーッ!)」
救急戦隊タスケルンジャーの意義――「救命の大切さを、身近に」
德永消防長「皆さん、こんにちは。早速ですがタスケルンジャーの意義を教えてください。」
大江係長「地域の住民の方々に救命の大切さを伝え、消防士をより身近に感じていただける存在になれることだと感じています。」
大江係長
德永消防長「身近に感じてもらえることが大事ですね。消防フェスであれだけの人が集まってきてくれています。」
西岡消防士「保護者の方も一緒に見てくださって、たくさん来ていただくことで、応急手当ができる人が少しでも増えたら嬉しいなと思っています。」
可信消防士長「勇気を持って第一歩を踏み出してほしい。一歩を踏み出さないと次のステップにも進めないので、119番通報、胸骨圧迫、AEDを持ってくる、周りの人を集めるなど、自分ができることをやってもらえればと思います。」
(左から)可信消防士長、西岡消防士
ショーの魅力――“見てもらえる”から伝わる
德永消防長「タスケルンジャーは奈良県広域消防組合の看板キャラクターです。子どもたちにも大人にも大変人気がありますけど、どう感じていますか?」
丹頂消防士「消防フェスで外からステージを見ていると、子どもたちの人気が定着しているキャラクターなんだと肌で感じました。子どもに見てもらうのはもちろん、保護者の方にも救急に関心を持っていただける活動だと感じました。」
丹頂消防士
德永消防長「ショーのクオリティは、声や間、動きが左右する。ブラックジョーカーなどの悪役次第というところがあると思っています。」
岩来消防士「悪役がしっかり悪役をしていた方がタスケルンジャーも際立ちます。しっかり悪者になりきろうと思って演技をしています。」
日常業務とやりがい――それぞれの現場から
德永消防長「日常はどういう業務を担当していますか?また業務のやりがいなどがあれば教えてください。」
西岡消防士「普段は救急業務と消防業務に加えて、予防係として建物や消防設備の維持管理に関わる仕事をしています。個人的には、市民の方に関わる回数が多い、救急業務にやりがいを感じています。現場で『ありがとう』と言っていただけるのが、特にやりがいに繋がっています。」
可信消防士長「救急・火災・救助など出動を中心に業務をしています。救急では、忘れ物をしないことや観察の見落としがないことなど、基本を徹底していこうと考えています。」
丹頂消防士「現場では救急活動などに従事しています。日々わからないことばかりで毎日が学びの連続で、その“わからないこと”で、新しい知識が積み重なっていくことにやりがいを感じています。」
大江係長「橿原消防署の救急係長として通常業務や救命講習などを担当し、また救急隊の隊長として出動しています。救急現場で傷病者やご家族からお礼を言っていただけることも嬉しいのですが、部下の職員が活動面でうまくいき、喜んでいる姿を見ることに、とてもやりがいを感じています。」
岩間消防士「予防業務を主に担当しています。いまは得意分野を決め切らず、予防、救急、消防を全部コツコツ、毎日一つずつでもやっていこうと思っています。」
神橋消防士「普段、総務課として仕事をしつつ、隊員として現場にも行かせてもらっています。最近、周りから『これどうやった?』と頼られる機会も増えて、自分自身の成長を感じます。現場活動の帰りのフィードバックで先輩から『良かった』と言ってもらえるのもやりがいです。」
岩来消防士「警防救助係として、火災が起きた時に最小限で食い止められるように、消火や原因究明の工程を勉強しています。」
德永消防長「消防の仕事の中で一番難しいのは現場指揮だと思っています。判断が被害を左右します。現場指揮にも繋がる消火戦術の勉強もぜひやってみてください。」
(左から)岩来消防士、神橋消防士、岩間消防士
活動を広げるために――発信と改善の視点
德永消防長「せっかくの機会なので、何か要望があれば聞きます。」
西岡消防士「タスケルンジャーとして活動させてもらっていて、公演の機会が少ないかなと思っています。公演のPRでもいいですし、広域全体のキャラクターとして、これまで関わったことのない分野でも絡めていけば知名度が上がり、目につく機会が増えると思います。」
可信消防士長「(普及啓発として)伝わっているのか、効果を数字化できたらよいのですが…。講演の中で胸骨圧迫の難しさや、どこが間違っているのかまで理解した上で、子どもたちと一緒に見てもらえたらと思います。」
德永消防長「数字で見える効果は難しいかもしれないが、間違いなく効果はあります。(タスケルンジャーは)小さい頃から救命に関する入口を開いてあげている活動だと思います。」
丹頂消防士「新しい曲のダンスの振り付けを担当しているので、子どもが覚えやすくて真似しやすい形にできればと思っています。」
組織の魅力・現場環境――より良い職場へ
神橋消防士「奈良県広域消防組合が、もう少し魅力的な組織になったらいいなと思っています。採用の面でも『奈良県広域消防組合を選ぶ理由』になるものが、もう少しあればと思います。」
德永消防長「全国に多くの消防本部がある中で『奈良県広域消防組合を選んでもらう』にはどうしたらいいかを考えています。管轄が広く所属も多いので、いろんな仕事ができる選択肢の多さは強みです。タスケルンジャーで活動している皆さんのように、職員が生き生きとやっている姿も魅力になると思います。」
消防という仕事を選んで――最後に
德永消防長「消防の道を歩む中で、どのように感じていますか?」
西岡消防士「責任は大きいが、その分やりがいがある仕事だと身を持って思います。現場だけでなく、いろんな仕事がある中で楽しくやれています。」
可信消防士長「(普段の業務では)拍手をもらえる現場はそうそうありませんが、タスケルンジャーは拍手をもらえます。それがとても新鮮です。」
丹頂消防士「感謝される機会が多く、やりがいを感じています。消防士になって良かったと思っています。」
岩来消防士「消防力を高めることに加えて、広報をしっかりしていくことで、市民の安全にも、消防力の向上にも繋げていきたいと思います。」
神橋消防士「なかなか経験できないことをさせてもらっている仕事だと思います。一回限りの人生でこの仕事を選んでよかったと思っています。」
岩間消防士「今は、まだわからないことだらけで大変ですが、毎日、仕事に来たら何か一つ覚えて帰ることをモットーにしています。(この仕事を選んで)後悔はないです。」
大江係長「消防に入って良かったと思っています。24時間ずっと一緒にいて同じメンバーで生活する特殊性があります。悩んだ時期もありましたが、先輩や同僚に助けられました。大きな事故もなく任務を終えた時に『今日も充実した一日だった』と思える感覚があります。」
德永消防長「皆さんはこれから後輩も増えます。後輩や部下から憧れられて目標にされるような先輩に、みんながなっていってほしいと思います。それが奈良県広域消防組合の大きな魅力になるはずです。皆さん、今日はありがとございました。」

救急戦隊タスケルンジャ―とブラックジョーカー軍団
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奈良県広域消防組合 総務部 総務課
電話: 0744-26-0119
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